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2024/12/20 14:55
3歳になったお子さんが、友達と遊びたがる様子はありますか? そろそろ始まる集団生活で、他の子と様子が違うと不安を覚えることもあるか思います。本記事では、専門医が公表している3歳の発達チェックリストをまとめました。
目次
・3歳児の発達チェック項目。なにを目安にしたらいい?
・入園後の言葉の発達の遅れについて
・3歳のお子さんの特徴は? 友達や先生とどんなやり取りをしているかみてみよう
・親の対応はどうするべき? 不安なときは相談機関に早期に相談しよう
3歳児の発達チェック項目。なにを目安にしたらいい?

3歳のお誕生日を迎えると、居住する自治体から3歳児健診のお知らせが届きます。3歳児健診では、医師との診察で、「お名前は?」などと聞かれて、子ども自身が医師と会話をするという場面があります。また、事前に家庭で簡単な問診票を記入して持参することになりますが、その問診票には3歳児の発達チェック項目が並んでいます。
岐阜県総合医療センター小児科・今村淳医師のレポート【1】 によると、3歳児の発達の目安がわかるチェック項目として、以下のようなものが挙げられています。
◻つかまらないで片足立ちができますか?
◻低いところから飛び降りられますか?
◻「どちらが大きい?」と聞かれて、大きい方を指さしますか?
◻2語分は言えますか?
◻友達と遊びたがりますか?
◻一人で自分の靴が履けますか?
◻一人でスプーンやフォークを使って、食べられますか?
3歳ぐらいであると、子どもの発達の仕方は個人差があるため、上記に一つ当てはまったからすぐに発達障害であると断言するものではありません。あくまでも一つの目安と捉えて下さい。
入園後の言葉の発達の遅れについて

満3歳の4月を迎えると、多くのお子さんが保育園や幼稚園などで集団生活を送るようになります。その際に、お子さんの様子がほかのお子さんと違うと不安に感じる親御さんもいると思います。
個人差はありますが、3歳ぐらいになると親や先生との会話のやり取りが出来るようになるのが一般的な言語発達の目安になります。日本小児神経学会|発達障害児の早期発見ポイント【2】によると、 言語発達の領域では以下のチェックポイントがあります。
◻言葉がまったく出ない
◻発音がはっきりしない
◻受け答えにずれがある
◻会話が成立しない
◻言葉をオウム返しにする
私の次男は、年少の4月の時点で発語がありませんでした。周りのお友達が先生や親御さんと会話をしっかりしている様子を見て、次男との違いをとても感じました。我が家の場合は、その時点ですでに複数の発達支援の専門家に繋がっていたため、専門家のアドバイスを伺いながら、次男にどんな支援が必要か、園の先生と検討しました。
3歳のお子さんの特徴は? お子さんが友達や先生とどんなやり取りをしているかみてみよう

保育園や幼稚園での生活は集団生活になるため、他者との関わりも多くなります。その際に、他者との交流の際の社会性や、コミュニケーション領域で以下のチェックポイントがあります。
◻仲の良い友達がいない
◻すぐに気が散りやすく、注意を集中できない
◻自分の話す声が大きすぎることや、自分がうるさい音を立てていることに気づく
◻一人遊びが多い
◻人見知りが極端に現れる
参考:青森県健康福祉部障害福祉課|発達障害児の早期発見・早期支援の取組について【3】
私の次男の場合は、年少の始めの頃はお友達と遊ぶことはなく、自分の好きな遊びを一人でしていることが多かったです。しかし、先生方を介してお友達との関わりをたくさん持つようになるにつれ、次第にお友達のやっている遊びに興味を示し真似をするようになっていきました。成長がのんびであったとしても、次男なりのペースで確実に成長しているのだなと感じました。
親の対応はどうするべき? 不安なときは相談機関に早期に相談しよう

お子さんが3歳児の一般的な成長目安と違った様子だと不安に思う親御さんが多いと思います。私も次男の出来ることが他の子と違いすぎて、先行きについて不安に思うことがあります。私は不安に思うことや疑問に感じることは、専門医に聞いたり、保育園の先生や発達支援の先生に聞くようにしています。
市町村などの自治体は、児童に発達障害の疑いがある場合には、適切に支援を行うため、児童の保護者に対し継続的な相談、情報の提供及び助言を行うよう努めるとともに、必要に応じ、児童が早期に医学的又は心理学的判定を受けることができるよう、児童の保護者に対し、発達障害者支援センター、都道府県が確保した医療機関その他の機関を紹介し、又は助言を行うものとされています(発達障害者支援法第5条第3項)。
また、市町村は、発達障害児が早期の発達支援を受けることができるよう、発達障害児の保護者に対し、その相談に応じ、発達障害者支援センター等を紹介し、又は助言を行い、その他適切な措置を講ずるものとされています(発達障害者支援法第6条第1項)。 【4】
国や自治体では、発達障害の疑いのあるお子さんのサポートを行っており、さまざまな相談窓口を設けています。私は、我が家の暮らす自治体の相談窓口を複数調べてあります。「相談できる窓口が複数ある」ということを知っておくだけでも、安心につながっています。不安に思うことがあれば、まずは身近な相談窓口に相談してみましょう。
参考文献
【1】 岐阜県総合医療センター小児科・今村淳医師|こどもの発達と発達障害のチェックポイント
https://www.gifu-hp.jp/wp-content/uploads/%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%83%AC%E3%82%AF01.pdf
【2】 日本小児神経学会|発達障害児の早期発見ポイント
https://www.childneuro.jp/general/6529/
【3】 青森県健康福祉部障害福祉課|発達障害児の早期発見・早期支援の取組について
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kenko/syofuku/files/R4hattatu_siryo1.pdf
【4】総務省|発達障害児を発見した後の対応
(文/隈本納実)
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隈本納実
行政書士/ファイナンシャルプランナー(AFP)/不動産管理会社代表
大学生、小学生、保育園児の三児の母。
大学卒業後、国内大手ホテルに勤務、大学院などを経て、家業の不動産管理会社の代表に就く。
次男の発達がゆっくりで、おむつ外れや弄便に悩んだ経験から、発達がゆっくりな子向けのオリジナルロンパースを製作販売する事業をスタートさせた。行政書士/AFPとしては、障害のある子どもやその保護者向けの障害福祉サポート業務にも取り組んでいる。