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2025/09/30 16:52


発達障害をもつお子さんの親御さんにとって、「トイレトレーニング」や「おむつ外れ」は大きなテーマです。

「おむついじりや弄便(ろうべん)が心配で目が離せない」
「なかなか自己申告してくれない」
「トイレに誘っても失敗ばかりで疲れてしまう」

そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

大切なのは「いきなりおむつを外す」ことではなく、小さな成功体験を少しずつ積み重ねていくことです。本記事では、発達障害児のトイレトレーニングで役立つ“成功体験づくりのステップ”を、自己申告からトイレ誘導への流れに沿って解説します。あわせて、親御さんの負担を軽くするための「おむついじり対策グッズ」としてロンパースの活用方法もご紹介します。



目次 
自己申告を促す最初の一歩
タイミングを親が先読みする
小さな成功体験を積み重ねる
失敗は“次への練習”
トイレ誘導のステップ
ロンパースが支える安心環境
まとめ 発達障害児の“おむつ外れ”は小さな一歩の積み重ね



自己申告を促す最初の一歩

スタートは「出た後の申告」からで十分です。
「おしっこ出た」「うんちした」と親が声をかけてあげることで、排泄とことばが結びつきやすくなります。言葉が難しい場合は「サイン」や「絵カード」「ジェスチャー」でも大丈夫。

例えば、おむつ交換のときに「今、うんちが出たね。くさいね」と声をかけることで、“出た=伝える”という体験が少しずつ積み重なります。ここで大事なのは、失敗を気にするよりも「伝えられたこと」を大げさに褒めることです。私の次男は、言葉がうまく話せませんが、初めてトイレでおしっこが出来た時に、まわりの大人がたくさん褒めてくれたのをとても誇らしげな顔で聞いていました。たくさん褒めることは、子どもにもよく伝わります。



タイミングを親が先読みする

自己申告を待つだけではなく、親が“出そうなタイミング”を先に予測して声をかけることも有効です。

  • 起床後

  • 食後30分以内

  • 水分を多めにとったあと

こうしたタイミングで「トイレ行ってみようか」と誘うと、成功の確率が高まります。たとえ実際に出なくても、「トイレに行けた」という体験自体が成功体験につながります。我が家では、お風呂に入る前には必ずトイレに行ってから、とリズムを作るように心掛けたところ、「出なくてもとりあえず座る」という習慣化ができました。



小さな成功体験を積み重ねる

お子さんが「出た」と伝えられたら、その場でしっかり褒めてあげましょう。トイレで排泄が成功したらさらに大きく褒める。ご褒美シールやスタンプカードを使うと、視覚的に達成感を実感できるのでおすすめです。

「またトイレに行ってみよう」という意欲を引き出すためには、こうしたポジティブな体験の積み重ねが欠かせません。



失敗は“次への練習”

おむついじりや弄便が起きてしまったときも、叱る必要はありません。「教えてくれてありがとう」と前向きに受け止めることで、お子さんは「伝えれば怒られない」という安心感を得られます。

また、着替えや片付けを淡々とルーティンにしてしまえば、親御さん自身のストレスも少し軽くなります。こうした時に、すぐに交換できるロンパースは心強い存在です。



お子様のおむつ外れに悩んだら、当店のおしゃれなロンパースを。

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トイレ誘導のステップ

自己申告からトイレでの成功までには段階があります。

  1. ステップ① 出た後に教えてくれる

  2. ステップ② 出そうなときに合図できる

  3. ステップ③ トイレに一緒に行ってみる

  4. ステップ④ トイレで成功 → 大げさに褒める

この流れを少しずつ繰り返すことで、自然に“トイレ=排泄の場”というイメージが育ちます。




ロンパースが支える安心環境

発達障害児の親御さんから多い悩みが「おむつを勝手に外してしまう」こと。ロンパースは、おむつをいじりにくい構造になっているため、弄便のリスクを大きく減らしてくれます。

親の声かけや誘導があるまでは外せないため、自己申告の練習にもつながりやすいのです。また、ロンパースはおむつ交換もスムーズにできるため、清潔を保ちながら成功体験づくりをサポートする“安心グッズ”として役立ちます。


実際に多くの親御さんに選ばれている【surgeオリジナルのロンパース一覧はこちら】からご覧いただけます。




まとめ 発達障害児の“おむつ外れ”は小さな一歩の積み重ね

トイレトレーニングはどうしても「早くできるように」と焦ってしまいます。しかし、比べるべきは周りの子ではなく“昨日までのお子さん”です。

1歩進めばそれで大成功。小さな変化に気づけるよう、排泄の記録を残すと親御さんの励みにもなります。発達障害児のおむつ外れ・トイレトレーニングは、時間がかかるのが当たり前です。周りの子と比べず、昨日までのお子さんより一歩でも進めたら、それが大きな成功です。

  • 自己申告できたらしっかり褒める

  • トイレで出なくても「挑戦したこと」を成功体験にする

  • 失敗しても叱らず「ありがとう」と伝える

  • 弄便やおむついじり対策には、ロンパースを活用して環境を整える

このサイクルを繰り返すことで、親子ともに安心してステップアップしていけます。

トイレトレーニングに焦りやストレスはつきものですが、「安心できる環境づくり」と「小さな成功体験の積み重ね」が鍵です。ロンパースもその一助となり、親御さんの負担を減らしながら、お子さんの成長をやさしく支えてくれるでしょう。


(文/隈本納実)


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隈本納実

 

行政書士/ファイナンシャルプランナー(AFP/不動産管理会社代表

大学生、小学生、保育園児の三児の母。

大学卒業後、国内大手ホテルに勤務、大学院などを経て、家業の不動産管理会社の代表に就く。

次男の発達がゆっくりで、おむつ外れや弄便に悩んだ経験から、発達がゆっくりな子向けのオリジナルロンパースを製作販売する事業をスタートさせた。行政書士/AFPとしては、障害のある子どもやその保護者向けの障害福祉サポート業務にも取り組んでいる