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2025/05/02 13:38

子どもがおむついじりやうんちを触ってしまう行動には、年齢や発達段階による違いがあります。この記事では2歳・3歳・4歳以降に分けて、それぞれに合った具体的な対応策をご紹介します!


目次

2歳ごろ】〜「感覚」で生きている時期〜

3歳ごろ】〜「ルール」を理解しはじめる時期〜

4歳以降】〜「なぜダメか」がわかりはじめる時期〜

共通して大切なことは?意識してほしいポイント



【2歳ごろ】〜「感覚」で生きている時期〜


2歳ごろの特徴は、言葉で表現できることがまだ少なく、手で触ったり、舐めたがるなど感覚的な興味が強い年齢と言えます。また、「出そう」「出た」などの排泄の感覚がまだあいまいであることが一般的です。

対応策としては、「触りたくなったら○○を触ろう」と声をかけつつ、スライムやお米、梱包材のぷちぷちなど、触覚を満たす代替遊びを用意してみましょう。また、排泄後すぐに対応できるよう親が見守ようにしましょう。そして、できるだけすぐおしりを拭き、手を洗うように促します。お気に入りの絵本をトイレに置く、小さなシールご褒美を用意するなどでトイレは楽しい場所であるよう認識できるようにしてみましょう。お子さんへの声かけとしては、「うんちが出たら教えてね!」「手がきれいだと気持ちいいね!」など、ポジティブな声かけが出来るといいですね。



【3歳ごろ】〜「ルール」を理解しはじめる時期〜

3歳ごろの特徴は、ルールや順番を少しずつ理解できるようになり、「これはダメ」「これはOK」がわかってくる年齢です。でもまだ感情をコントロールするのは難しいお子さんが多いです。この年齢の対応策は、排泄の手順をイラストや写真で「見える化」し、トイレ→拭く→手洗い、をカードや表にして貼っておくことがおすすめです。

また、触りたくなる時の「選択肢」を示し、「手をおなかに当てようね」「ティッシュを持とうね」と代わりの行動を提案してみてはいかがでしょうか。そして、「自分で手を洗えたね!かっこいい!」とできたらすぐに褒めてあげて下さい。「トイレでできたらシールを貼ろうね」「きれいな手って素敵だね」と声をかけつつ、楽しい雰囲気でトイレトレーニングが出来るといいですね。



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【4歳以降】〜「なぜダメか」がわかりはじめる時期〜

4歳以降の特徴は、「汚い」「病気になるかも」という因果関係も少し理解できるようになります。プライドや恥ずかしさも芽生える年齢で、自己主張が強くなり、反抗も出やすいといえるでしょう。


対応策は、うんちを触るのがなぜいけないのか「理由」をやさしく説明し、「うんちを触るとバイ菌がついて、おなかが痛くなるかもしれないんだよ」などと伝えてみましょう。衛生意識を育てる絵本や動画を活用し、楽しく学べるコンテンツを使い、興味を引き出してみましょう。ユーチューブなどでもお子さん向けのトイレトレーニングのアニメーションや、楽しい歌の動画がたくさんあります。上手に活用しつつ、お子さんのプライドを傷つけない声かけを心がけてみてください。親御さんも失敗しても「大丈夫!次がんばろう」と励ますスタンスを保つとよいと思います。「手をきれいにできるのはお兄さん(お姉さん)だね!」「今日もトイレバッチリだったね!」などと声かけをしてみてください。



共通して大切なことは?意識してほしいポイント

年齢別に具体的対策をご紹介しましたが、どの年齢でも共通して意識してほしいポイントは以下のようになります。


  • 叱らず冷静に対応すること

  • 成功体験を積ませること

  • 子どもの行動の背景に寄り添うこと

  • 親自身が無理をしすぎないこと


子どもは日々成長しています。トイレトレーニングやおむつを卒業までの成長は個人差があります。発達がのんびりなお子さんは、ご紹介した年齢別の具体的リスト通りに進まなくても心配しないでください。どのお子さんも今日できなかったことが、明日できるかもしれません。焦らず、長い目で子どものペースを信じてサポートしていきましょう!


参照:日本小児泌尿器科学会「小児の排尿機能発達・尿失禁症」

参照:大阪小児科医会「トイレット・トレーニング」


こちらの記事もぜひお読みください

うんちを触るのはなぜ?発達障害の子どもに見られる行動と親が出来る対策について




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(文/隈本納実)

 

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隈本納実

行政書士/ファイナンシャルプランナー(AFP/不動産管理会社代表

大学生、小学生、保育園児の三児の母。

大学卒業後、国内大手ホテルに勤務、大学院などを経て、家業の不動産管理会社の代表に就く。

次男の発達がゆっくりで、おむつ外れや弄便に悩んだ経験から、発達がゆっくりな子向けのオリジナルロンパースを製作販売する事業をスタートさせた。行政書士/AFPとしては、障害のある子どもやその保護者向けの障害福祉サポート業務にも取り組んでいる。